読書感想文、課題図書と自由図書どちらが書きやすい?

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今回は、読書感想文についてお話ししたいと思います。

あなたは、お子さんの読書感想文で、毎年、頭を悩ませていませんか?

お子さんの感想文だけではなくて、「自分も小学生の時、きらいだった」と言う方もいらっしゃるかもしれません。

何を書いても良いはずの感想文なのに、なぜみなさんが苦手意識を持っているのでしょうか。

それには、いくつかの理由があります。

読書感想文が苦手な人が多い理由

感想文に苦手意識がある方が多いと思いますが、あなたのお子さんはいかがでしょうか?

ではなぜ苦手意識を持つのかを考えてみましょう。

原因1 読書嫌いが多い

第一の原因は、読書嫌いが多いということです。

わたしの教え子でも、読書が嫌いというお子さんが多くいます。

最近では、中学生はラノベ(ライトノベル)は読むけれど、小説は読まないというお子さんが非常に多いと感じます。

お母さん方の多くは「ラノベなんか読んで」とお嘆きですが、わたしはラノベでも読まないより読む方が良いと思います。

実際、ラノベを読んでいる生徒の国語の成績は、悪くないことが多いのです。

原因2 感想文を書き慣れていない

そもそも学校では読書感想文の書き方なんていつもやっているわけではないのです。

日記などは週末の宿題になっている学校もありますが、感想文は夏休みだけしか書かない生徒がほとんどだと思います。

最近では、夏休みの宿題が出る時に「読書感想文の書き方」の解説が配られるようですが、それを見て自分で書ける子は、なかなかいません。

原因3 制限時数が多い

みなさんも本の感想だけでは制限時数に足りず、苦労した覚えがあるはずです。

小学校低学年では800文字、小学校中学年以上になると1200文字以内となる課題がほとんどです。

書くことに慣れていない小学生には、なかなか高いハードルではないでしょうか。

そして最後には「あらすじを書いて時数を増やしてしまえ!」という結論に行きついた方も多くいらっしゃると思います。

これらの理由から、多くの人が、「読書感想文って面倒くさい」と感じてしまうのです。

そして、子どもは書き方が分からず、夏休みの終わり近くまで手を付けない。

それを見たお母さんは、イライラしながらも手伝ってしまう。

結局、書き方も身につかず、次の年も自分では書けない。

という悪循環が続いてはいませんか?

このブログでは、お子さん自身の言葉で読書感想文を仕上げるための方法をお伝えしていきます。

課題図書と自由図書どちらを選ぶ?

初めに、感想文を書くための準備ついてお話していきます。

感想文を書くためには本を選ばなくてはなりません。

この本選びは慎重に行いたいところです。

ほとんどの学校で、課題図書だけでなく自由図書を選ぶことができるはずです。

課題図書がお子さんの興味を引く内容でなかった場合は、自由図書を選んで感想文を書いてみましょう。

自由図書ならば、お子さんが読みたいと思う本を選ぶことが出来、感想文を書くという目的だけでなく、「読書を楽しむ」という本来の目的が達成されます。

また、読書がきらいなお子さんにとって負担にならないページ数の本を選ぶこともできます。

薄めの本でも、お子さんの感想が引き出せれば十分です。

さらに、他の生徒と内容が被らないため、個性的な感想を書くことが出来るというメリットもあります。

それでは、自由図書の中でどのようなジャンルの本を選べばよいのでしょうか。

一番良いのは、お子さんが興味を示した本です。

しかし、お子さんが選べない場合や、本が嫌いで本選びに積極的でない場合には、お子さんに近い年齢の登場人物が出てくる物語を選ぶと良いでしょう。

自分に近い環境の中で起こる出来事であれば、登場人物の置かれた状況と自分の経験を関連付けて考えることが出来るはずです。

読み物としては楽しい物でも、感想文としてお子さんが知らない世界や違う年代の人物の心情を読み取るのは少し難しく、感想が出にくくなる場合があります。

本の準備は早めにしよう!

夏休みに入ってすぐ読み始められるように、早めに本を準備してください。

お母さんが自宅で書き方を教える場合、あらすじを知っておくとお子さんとのやり取りがスムースに進むので、購入後、お母さん自身も本に目を通しておくことをお勧めします。

宿題を早く終わらせるために、本を読んだらその日のうちに書き上げてしまおうと思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、お子さんを読書を嫌いにさせないために、ゆっくり読みたい派のお子さんには数日かけて読ませてあげましょう。

そして、お子さんの感想に耳を傾ける時間をたっぷりとってあげて下さい。

その時間の中で、お子さんの思いがけない感想が飛び出すかもしれません。

次回は、効率よい読み方と感想文の書き方をお伝えしていきます。

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